下地補修は、建物表面の仕上げ材の剥離や剥落を防ぐと共に、コンクリート本体の劣化を防ぎ構造的にも健全で、また漏水等が発生しないようにする大事な作業です。
「ただ、この作業には騒音、振動や洗濯物干しの制限等を伴いますので、この作業の意味を理解した上、施工業者からの「お知らせ」等を確認して協力して進めることがマンションのためにも大切になります。」
外壁タイルの「割れ補修」
外壁タイルに「ひび割れ」が入っている場合、割れているタイルを剥して新たにタイルを貼りなおします。この場合、タイルを剥した段階で、タイル下地のコンクリートにひび割れが入っている場合には、先にひび割れ補修を行います。
タイルを撤去する範囲をマーキングにより確定します。
電動サンダー等で、その範囲をカットします。

電動はつり機等で、タイルを撤去し、下地を確認します。
タイルのカットと撤去の時に電動工具による騒音と振動が発生します。建物の規模やタイルの貼替枚数の程度にもよりますが、1,2週間から1ヶ月程度の期間になることもあります。

タイルの貼り戻しを行います。
直タイルの目地詰めを行い完了です。
