大規模修繕工事(防水工事2)

ルーフバルコニーの防水を「ウレタン塗膜防水:通気緩衝工法」で行います。既存のアスファルト防水に押えコンクリート仕上げの上から重ね施工を行います。

「通気緩衝工法」とは、下地(今回は押えコンクリート)の動きをウレタン層に伝えないようするためと、下地の水分を上手く脱気させるための工法です。

ウレタン防水(通気緩衝工法)

下地処理

既存伸縮目地は撤去し、バックアップ材を挿入した上にシーリングを行います。

下地清掃の後にプライマーを塗布します。

第一層(通気シート)を貼ります。

裏面に通気用の溝の入ったシートです。

シートのジョイント及び端部は専用のジョイントテープを貼ります。
ウレタンの硬化を確認して2回塗りします。
通気のための脱気筒を設置します。
ウレタンの硬化を確認して仕上げトップコートを塗って完了です。