Uカットシーリング工法
外壁の塗装やタイルにひび割れが入っている場合、下地のコンクリートにもひび割れが入っている場合があります。このままにしておくと、内部への漏水の危険性はもちろんのこと、コンクリートの中性化や鉄筋が錆びることで起きる爆裂等につながりますので、建物の構造耐力上及び安全上からも、適切な補修を行う必要があります。
そのひび割れ幅が0.3㎜以上の場合に、この工法により補修を行います。
施工する範囲をマーキングにより確定します。
電動サンダー等で、ひび割れに沿ってU字型にカットします。
![](https://mds-corp.co.jp/wp-content/uploads/2023/03/shitaji3-1-1.jpg)
この時に、電動サンダーによる騒音と振動があります。
また、同時に粉塵が発生します。
![](https://mds-corp.co.jp/wp-content/uploads/2023/03/shitaji3-2.jpg)
溝の清掃後、下地調整用のプライマーを塗布します。
「プライマーとは、下地とシールを密着させるための接着剤のようなものです。」
シーリング材を充填していきます。
「シーリング材とは、水密製や機密性を得る為に目地に充填する材料のことです。」
![](https://mds-corp.co.jp/wp-content/uploads/2023/03/shitaji3-3a.jpg)
表面を樹脂モルタル等で仕上げていきます。
![](https://mds-corp.co.jp/wp-content/uploads/2023/03/shitaji3-4a.jpg)